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ごあいさつ About Us

総合診療部長ご挨拶

日本大学歯学部付属歯科病院では、研修歯科医を受け入れる研修体制およびカリキュラムの充実を図っています。研修歯科医は当歯科病院の総合診療科に所属し、管理型臨床研修施設(日本大学歯学部付属歯科病院)における研修を基本としながら、100を超える協力型臨床研修施設において臨床経験豊かな厳選された指導歯科医の指導のもと、診療にあたることが可能です。歯科治療における適確な診査・診断が行え、それに必要とされる技能の習得ができるよう、様々なコースを用意しております。

SCOPコースでは、管理型臨床研修施設で3か月間研修したのち、協力型臨床研修施設で9か月間の研修を行います。この管理型臨床研修施設での研修は,口腔外科(Sコース)、保存科(Cコース)、口腔診断科(Oコース)および補綴科(Pコース)の4コースに分かれています。
Rコースでは、SCOPコースとは逆に協力型臨床研修施設で3か月間研修したのち、管理型臨床研修施設で9か月間の研修を行います。管理型臨床研修施設の研修では、口腔外科、補綴科および保存科を3か月間ずつ研修いたします。

CDコースでは、管理型臨床研修施設内の口腔診断科および総合診療科で12か月間の研修を行います。総合診療科に所属する専任の指導歯科医5名および付属歯科病院各専門診療科の指導歯科医の指導の下、総合診療方式により初診から治療終了まで診療にあたります。
この他に、短期研修として島しょ地区(伊豆諸島)での離島診療研修や保健所および東京都心身障害者福祉センターでの研修が可能です。これらの短期研修は全てのコースにおいて、管理型臨床研修施設で研修を行っている間に希望すれば受けられるため、非常に自由度が高いプログラムとなっております。

当歯科病院は2018年10月に新病院として開院し、最新の歯科診療設備を完備しております。歯科医師臨床研修制度のための専任事務職員を配置し、指導歯科医や専門医による個々の研修歯科医に対する各種相談などの対応やメンタルサポートなども充実しています。

研修の初年度は、将来歯科医療を行う医療人の基盤となる知識や技能のみならず人間性を培う大切な時期です。当施設は、本学の理念である“自主創造”に基づいて自主的・総合的な判断力と知識・技術を習得できる臨床研修施設であると確信しています。