当院の特長
日本大学歯学部付属歯科病院における歯科医師臨床研修は、学部教育で習得した歯科診療に関する知識,技能および態度を臨床の場に結び付け、患者中心の全人的医療を実施することで、歯科医師としての基本的診療力を身につけるとともに、将来の生涯教育研修の基礎を得ることを目的としています。
特長1 「6プログラム」
SCOPコースは、管理型臨床研修施設(日本大学歯学部付属歯科病院)における専門診療部研修を3ヶ月、協力型(Ⅰ)臨床研修施設における総合診療を9ヶ月行うことで、幅広くかつ多様な研修ができます。研修協力施設研修である保健所研修(半日コース)と東京都心身障害者福祉センター研修(半日コース)および島しょ地区研修(1週間)の受講を選択できます。
Rコースは、管理型臨床研修施設(日本大学歯学部付属歯科病院)における専門診療部研修を9ヶ月(口腔外科、補綴、保存を各3ヶ月間にてローテンションとする)、協力型(Ⅰ)臨床研修施設における総合診療を3ヶ月行うことで、幅広くかつ多様な研修を行える点にあります。なお、研修協力施設研修では、管理型研修期間中に保健所研修(半日コースまたは1週間)、東京都心身障害者福祉センター研修(半日コース)および島しょ地区研修(1週間)を選択できます。
CDコースは、管理型臨床研修施設における研修で、特色は総合診療部での総合診療研修が中心となり各診療科との連携を経験することで幅広くかつ多様な研修を行えるなどがあります。なお、研修協力施設研修では、管理型研修期間中に保健所研修(半日または1週間)、東京都心身障害者福祉センター研修(半日)および島しょ地区研修(1週間)は必須研修としています。また、選択必修項目に関係する多職種連携や地域医療を経験するために協力型(Ⅱ)臨床研修施設における研修が必修とされており、その期間に指導歯科医のみならず医療従事者等から多面評価を受けることにより研修歯科医が自己評価と比較できるプログラムです。
- 新型コロナウイルス感染予防のため一部短期研修について中止しています。
- 各プログラムの詳細についてはこちら
特長2 専門医等の取得に向けた準備ができる
日本大学歯学部付属歯科病院の総合診療科は、下記の通り、3つの学会の認定研修施設となっています。研修歯科医が専門医等の取得に向けて学会に入会した場合、入会時期から研修修了時期を各学会の規定している研修期間に含めることが可能です。
- 本歯周病学会認定医制度研修施設
- 公益社団法人日本補綴歯科学会認定研修機関
- 日本総合歯科学会認定研修施設
- 歯科医師臨床研修期間中に総合診療科における各学会の指導医から専門分野における指導を受けることが必須となります。
特長3 離島診療研修
東京都島嶼部における診療施設を研修協力施設として登録しており、離島診療研修にも力を入れています。