患者さん紹介

ご紹介前に、当ページの各診療科の
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患者さんのご紹介

外来担当医表

外来担当医表の一覧はこちらをご覧ください。

診療科の選択(医療連携用)

外来担当医表の一覧はこちらをご覧ください。

診療科の選択

口腔外科Ⅰ・Ⅱ

主な対象疾患

口腔外科で扱う領域は単に口腔内に限らず、口腔機能に関与する部分全てが対象になります。このため上下顎骨、顎関節、唾液腺、顔面および頸部などの範囲も含まれます。これらに発生した炎症、嚢胞、腫瘍、神経疾患、先天異常や発育異常なども治療対象となります。具体的には抜歯や歯槽部の外科、咬合に関する外科、顎関節疾患に関する外科、唾液腺疾患に関する外科、口腔領域の嚢胞や腫瘍に関する外科、歯性炎症の外科、顎補綴を含む口腔領域の再建術などが挙げられます。

各種様式

歯科麻酔科

主な対象疾患

歯科麻酔科では、通常の歯科治療が困難な患者さんの歯科治療中の全身管理を行っています。患者さんの状態や治療内容によって、モニタリング(バイタルサイン測定・観察)、笑気吸入鎮静法、静脈内鎮静法、全身麻酔(日帰り・入院)などの管理方法を主治医と相談して決定します。
主な対象は、異常絞扼反射(嘔吐反射)、歯科恐怖症(成人・小児)、コントロール不良の疾病(高血圧症、不整脈、心疾患、気管支喘息等)、局所麻酔では鎮痛の得られない広範囲高侵襲の治療、精神障害(パニック障害、統合失調症、不安症)、障害者児(精神発達遅滞、自閉スペクトラム症、ADHD等)、体動のコントロールが必要な疾患(脳性麻痺、Parkinson病)等

紹介の流れ

歯科麻酔科では、直接紹介患者は受け付けておりません。

  • 治療担当医(主治医)が決まっている場合は、担当医宛てに紹介状を作成してください。
  • 治療担当医(主治医)が決まっていない場合は、医療連携係か口腔診断科宛てに紹介状を作成してください。各疾患に合わせて担当科(主治医)が決まります。その後、治療担当医が歯科麻酔科に全身管理の依頼を行います。

紹介状には、全身管理が必要な旨、その理由、希望する管理方法、既往歴等を必要に応じて記載してください。

全身管理法は、治療担当医と歯科麻酔科担当医で相談の上、患者さんにとって最適な方法を決定します。

連絡先

電話:03-3219-8140

FAX:03-3219-8357

病理診断科

主な対象疾患

病理診断科では、一般開業医の先生方からの細胞診および組織診断のご依頼を受け付けております。対象となる疾患は特に限定しておりません。口腔がんの早期発見などに有効な細胞診は、患者さんにとって侵襲の少ない方法であり、口腔外科的手技に精通していない場合でもお試しいただける方法です。検体の送付方法などは、以下に掲載しております。ご参照の上、是非検体をお送りください。

紹介の流れ

開業医の先生方からの依頼に積極的にお答えしたいと考えております。

1.病理診断とは

患者さんの口腔内に生じた病変の性質と、これに対する適切な治療方針を決定するうえで必要不可欠な病理組織検査および細胞診検査のことです。いずれの検査においても患者さんの口腔内から切除により得られた組織、または擦過により得られた細胞を用いることにより、顕微鏡下で診断を行います。

2.病理診断で分かること

病理組織検査では病変部組織およびその周辺の正常組織とのつながりなどから、病変の特徴や、良性・悪性の最終判定を行うことが出来ます。
また、悪性病変の場合、周囲組織への影響を合わせて確認することができ、外科的治療の必要性などについても判定することができます。一方、細胞診では口腔内から採取された細胞を観察することで、良性・悪性の推定をすることができます。
自治体などで行われている口腔がん検診で多用されている方法で、麻酔の必要がないうえ、病変部を擦るだけでサンプル採取ができることから、患者さんにとっては侵襲の少ない方法といえます。しかし、最終的には病理組織検査により正確に病変の性質について確認することが必須です。

病理組織検査と細胞診検査の大まかな違い

病理組織検査 細胞診検査
方法 メスで切り取る ブラシで擦る
侵襲
良性・悪性判定 最終判定することが出来る 推定することが出来る
3.病理診断の料金

当院での病理診断に係る料金は以下のとおりとなります。

 項 目 税込金額(
 組織診  9,460
 細胞診 2,090
 組織診(他の医療機関で作成済みの検体の診断) 6,270
 細胞診(他の医療機関で作成済みの検体の診断) 2,860
 組織診用スチール棒瓶 528
 細胞診キット(オーセレックスブラシ,スライドガラス2枚,容器) 880
4.依頼元医院での保険算定例

依頼元医院での保険算定については,以下のような点数の算定が可能と思われます。
ただし,保険請求に関して,保証はいたしかねます。

①組織診
区 分 項 目 点 数
N000(医科点数表) 病理組織標本作製
1 組織切片によるもの
860
D417(医科点数表) 組織試験採取 口腔※ 400
O001(歯科点数表) 口腔病理判断 150
1,410
※生検の場合は手術と同日でなければD417(医科点数表)「組織試験採取 口腔 400点」の請求が可能と思われます。
②細胞診
区 分 項 目 点 数
N004(医科点数表) 細胞診
2 穿刺吸引細胞診,体腔洗浄等によるもの
190
O001(歯科点数表) 口腔病理判断料 150
340
5.病理診断にかかる日数

受付より約1週間程度で報告書をご返送します。祝祭日を挟む場合、切除検体に硬組織が含まれる場合や,詳細な検討を要する症例はご報告に時間がかかることをご了承ください。緊急を要する症例については、電話やメールでお知らせした後、診断書を送付することがあります。

6.依頼の流れ

① 依頼者は検体に病理検査依頼状を添えて,日本大学歯学部付属歯科病院まで郵送する。
② 病理診断科は依頼状と検体を受け取り,内容を確認して標本作製を行う。
③ 口腔病理医が署名した病理検査報告書を作成する。
④ 歯科病院は報告書を依頼者へ郵送する。
⑤ 歯科病院は月末日締めで請求書を依頼者へ郵送する。
⑥ 依頼者は請求書の頭書きに記載のある日付までに所定の口座へ入金する。

7.必要な道具
①組織診
項 目 備  考
固定液 市販のホルマリン溶液(37%)と精製水を1:9の割合で混ぜて固定液とする
液漏れのない容器 専用容器

※厚生労働省は、臓器の入る前のホルマリン入り容器は、「毒物及び劇物取締法」上の「劇物」にあたり、臓器が入った後は「もの」と見なされ、「毒物及び劇物取締法」には相当しないとの見解です。このため、当大学よりホルマリン入り容器をお送りすることは、法律に違反することになるためできません。
※容器は「スチロール棒瓶」で検索して出てくるものをお使いください。アスクルやAmazonで購入できます。容器は当院で販売もしております。

②細胞診
項 目 備  考
スライドガラス 2枚
固定液 95%エタノール
細胞を採取するもの IMサンプラー、歯間ブラシ、オーセレックスブラシなど
筆記用具 鉛筆

8.検体の取り方
①組織診

切除・固定
⑴患部の視診・触診をし、記録をする。(位置、色、表面性状、大きさ等)
検体切除は健常部を含めて病変部の一部を採取してください。
・長さ:5mm以上
・幅 :3mm以上
・深さ:3mm以上

⑶次に、切除検体を固定し、変性や自己融解を防ぎます。採取した組織を可及的速やかに固定液*1に浸潰してください。
 *1固定液の作製方法:市販のホルマリン溶液(37%)と精製水を1:9の割合で混ぜて固定液とします。
⑷液濡れのない容器(専用容器)を選び、固定液はビンの口まで入れてください。(充分な組織の固定と、組織の破損防止のため)

②細胞診

病変の表面を(組織診と違い健常部は含めないでください)、サイトブラシ、歯間ブラシ等で擦過して細胞を採取し、細胞をスライドガラスに塗抹します。
⑴患部の視診・触診をし、記録をする。(位置、色、表面性状、大きさ等)
⑵スライドガラスに基本情報を記入する。
 ・色の付いた部分が磨りガラスになっています。磨りガラス部分に、患者名採取部位を記入する。
 ・鉛筆を使用してください(油性ペン、ボールペン不可)

⑶含嗽させる
⑷必要に応じて表面麻酔をする(潰瘍性病変など擦過により痛みを伴うと思われるもの以外は必要ありません。)
・表面麻酔による細胞の変化はありません。
・ゼリー使用の際はこすらずにそっと押しつける。
⑸細胞の採取(1部位につき,2枚の塗抹標本を作成する)

 ・ブラシを軽く湿らす。
 ・ブラシを採取面に押し当てる。
 ・ブラシを上下・左右に動かし細胞をほぐす。
・ブラシの全周で細胞を掻き取る。

⑹細胞の固定
・ブラシをスライドガラスに押し当て、回転させながら塗抹する。
・固定液に直ちに入れる。5秒以内が目安です。スライドガラスを背中合わせにします。

・ブラシは医療廃棄物として捨てる。
・1部位につき、2枚の塗抹標本を作製する。
・チューブの蓋を閉め、検体とする。

9.情報提供

病理検査依頼状の項目に従いご記入ください。
・以前に、同一患者が当施設の病理組織検査を受けた場合は、既往組織検査番号(ガラス標本に記載されている番号)を備考欄ご記入ください。

10.検体の返却
検体は、原則返却することは出来ません。学会発表のため等で組織写真を希望する場合は、事前にその旨ご連絡ください。
11.材料の送付方法および宛先

検体および病理検査依頼状のコピーを直接,病理診断科または病理学講座に持参されるか、以下住所までご送付ください。

〒101-8310 東京都千代田区神田駿河台1丁目8−13

日本大学歯学部付属歯科病院病理診断科 科長 浅野正岳(口腔病理専門医)
asano.masatake
あっとまーくnihon-u.ac.jp (あっとまーくを@に変更してください)

総義歯補綴科

主な対象疾患

公共社団法人日本補綴歯科学会の認定研修機関として、補綴診療全般の治療を行っておりますが、特に全部床義歯を専門としております。インプラントオーバーデンチャーの診療も行っております。

紹介の流れ

総義歯治療を含んだ補綴治療でお困りの際は、当科宛に紹介状を作成いただき、患者様にご来院いただければと思います。各曜日に病院日直がおりますので、その先生を中心に、対応させていただきます。初診来院時は、少しお待たせしてしまうこともありまので、患者様には、余裕を持って来院いただけるよう、事前にご説明いただけると幸いです。

連絡先

日本大学歯学部付属歯科病院
03-3219-8081(総合受付)

局部床義歯科

主な対象疾患

  • 欠損(有床義歯)
  • 欠損(増歯)
  • 義歯不適合
  • 義歯破損
  • 義歯による褥瘡性潰瘍
  • 義歯咬合面不適合
  • 床下粘膜異常
  • 欠損(ブリッジ)
  • 欠損(インプラント)

など

紹介の流れ

下記連絡先宛に患者情報を記載して紹介状をお送りください。

連絡先

〒101-8310 千代田区神田駿河台1-8-13
日本大学歯学部付属歯科病院
局部床義歯科

03-3219-8081 (専門診療室Ⅲ受付)

クラウン・ブリッジ科

主な対象疾患

クラウン・ブリッジ科はクラウン・ブリッジを中心に補綴治療全般の治療を行っております。また、日本補綴歯科学会、日本接着歯学会、日本歯科審美学会などの指導医、専門医、認定医を擁しており、さらに若手の教育にも取り組んでいます。
地域の医療機関の方々と連携し患者さんのQOLの向上に一役を担えるよう精進してまいります。

紹介の流れ

クラウン・ブリッジを中心とした補綴治療で、より専門的な治療が必要な患者様がおりましたら、当科宛に紹介状を作成いただき、ご来院いただければと思います。各曜日に外来担当医がおりますので、担当医を中心に対応させていただきます。初診来院時には、少しお待たせしてしまうこともありますので、患者様にはお時間等に余裕をもって来院いただけますよう事前にご説明の程よろしくお願い致します。

連絡先

連絡先
日本大学歯学部付属歯科病院
03-3219-8081(総合受付)

歯科矯正科

紹介の流れ

紹介状の封筒の宛先に「歯科矯正科」と必ず明記してください。
紹介患者さんの受診結果は、来院後速やかに医療連携室もしくは初診担当医からご報告します。紹介患者さんの受診状況に関する照会は、担当医に直接お問い合わせ下さい。

総合診療科

主な対象疾患

  • う蝕
  • 歯髄炎
  • 根尖性歯周炎
  • 歯の破折
  • 歯周炎
  • 欠損病変(クラウン、ブリッジ、義歯、インプラント)
  • 智歯周囲炎
  • インプラント周囲炎など

紹介の流れ

学会認定専門医を取得している当科の臨床研修指導医に対するご紹介は、紹介状をご用意ください(※URLあれば添付)。

連絡先

〒101-8310 東京都千代田区神田駿河台1-8-13
日本大学歯学部付属歯科病院 総合診療科
(電話03-3219-8081:病院3階 専門診療室3 受付)

保存修復科

主な対象疾患

硬組織疾患、歯の発育異常および関連疾患

  • 齲蝕
  • 非齲蝕性疾患
    咬耗症、摩耗症、酸蝕症、くさび状欠損、アブフラクション、歯冠破折、歯根破折、歯の形成不全、形態異常歯
  • 変色歯
  • 象牙質知覚過敏症

研究成果から、高品質な歯科医療の提供に努めています。

紹介の流れ

当院保存修復科宛に作成した紹介状(診療情報提供書)を、患者様にお渡しいただき、受診するようにご指示ください。
受付時間は初診受付時間に準じます。

連絡先

日本大学歯学部付属歯科病院
03-3219-8088(2階受付)

歯内療法科

主な対象疾患

  • 難治性疾患
  • 根未完成歯の根管治療
  • 歯根吸収歯
  • 外科的歯内療法
  • 歯髄血管再生療法 などの特殊な根管治療を行っております。

紹介の流れ

担当医のご指名がない場合には歯内療法科宛てまでご紹介ください。また、個人宛てのご紹介の場合は必ず事前に担当医までご連絡いただきますようお願いいたします。連絡のない患者さまがご来院された場合には、紹介状に担当医の記載があっても当科初診担当医が拝見いたします。

連絡先

日本大学歯学部付属歯科病院2階受付

歯内療法科 03-3219-8088

歯周病科

主な対象疾患

歯周病

  • 歯肉炎
    歯周病原細菌が歯肉溝に侵入し、歯ぐきに炎症を起こし、発赤・腫脹・出血するようになります。この状態で治療をすると健康な状態に回復可能です。
  • 歯周炎
    歯肉炎の炎症がさらに進行すると歯周炎になります。歯周炎では歯周ポケットが形成され、歯を支持している歯槽骨が吸収します。また、近年では歯周炎は糖尿病、心臓病、肺炎、低体重児出産など全身疾患との関連が報告されています。                                                   
  • 侵襲性歯周炎
    10代~20代の若年者で発症する急速に進行する歯周炎です。重症度が高くなることが特徴です。 

紹介の流れ

患者様に日本大学歯学部付属歯科病院歯周病科宛ての紹介状を持参させて受診させて下さい。宛先は担当医が決まっている場合は担当医あてに、決まっていない場合は歯周病科御中でお願いいたします。

小児歯科

主な対象疾患

  • う蝕治療
  • 非協力児のう蝕治療
  • 障害児のう蝕治療
  • 若年性歯周炎
  • 外傷歯
  • 過剰歯
  • 舌小帯・上唇小帯の異常
  • 歯の萌出障害
  • 不正咬合
  • 口腔機能発達不全症
  • その他

紹介の流れ

  • 待ち時間短縮のため、ご来院の際にはできるだけ事前に予約をお取りいただくことをおすすめします。
  • 担当医の指定がある場合には、かならずご予約ください。
  • 初診時にはカルテを作成しますので、予約の15分程度前に病院1階「初診受付窓口」にお越しいただくようお伝えください。
  • 紹介状(診療情報提供書)と保険証は初診受付窓口でお出しください。

連絡先

予約電話番号 03-3219-8088(病院2F受付)
小児歯科受診希望と伝えてください。

口腔診断科

主な対象疾患

殆どすべての口腔疾患を対象にしています。

紹介の流れ

医療連携室にご連絡ください。

連絡先

医療連携室:03-3219-8182

口腔診断科:03-3219-8089

歯科放射線科

主な対象疾患

当科では、以下の画像検査を実施しています。

  • パノラマX線撮影(含顎関節4分割、部分パノラマ)
  • 口内法X線撮影(含咬合法、咬翼法)
  • 口外法(セファロ、Waters、胸部X線写真ほか)
  • 歯科用コーンビームCT(CBCT)
  • CT
  • 超音波検査

これらの画像検査について、依頼いただければ撮影および読影診断を行っています。
また遠隔画像診断サービスも行っています。詳細については、本ページ最後の項をご覧ください。

紹介の流れ

歯科用コーンビームCT(CBCT)の撮影依頼

以下をご確認の上、ご予約、ご依頼をお願いいたします。

依頼時のご注意

完全予約制です。必ず事前に歯科放射線科受付へ連絡していただき、撮影の予約を取り、検査日程を決めてください。予約は担当医あるいはスタッフの方が行ってください。事前に検査の必要性、被ばくリスク、費用(本表下段)について、貴院担当医から患者さん説明し、同意を得られたうえで検査の依頼をお願いいたします。検査をスムーズに行うためにもご協力をお願いいたします。
連絡先:03-3219-8084
問い合わせ時間:平日9時00分~17時00分 / 土曜日9時00分~13時00分

診療情報提供書に病名、撮影目的、撮影部位などを 確実に記載した後、患者さんに持参させてください(診療情報提供書を持参していない場合は撮影できません)。診療情報提供書には、必ず 「歯科用コーンビームCT撮影依頼」  と記入してください。なお歯科用コーンビームCT撮影専用の診療情報提供書を用意しております。

診療情報提供書に、撮影サイズを必ず記入してください。当院の歯科用コーンビームCT の撮影サイズは、直径4×高さ4cm、 6×6cm、10×5cm、 10×10cm、14×10cm、17×12cmです。撮影サイズが大きいと、見ることのできる範囲は広がりますが、その分、細かいものを見る能力が下がりますので、疾患や病態に応じて、適切なサイズを選んでください。具体的な撮影サイズの指示がない場合、あるいは不明な場合には、担当歯科放射線専門医に一任とさせていただきます。

患者さんには、当病院1F初診受付に診療情報提供書を出し、1F放射線科受付にカルテ・紹介状を出す旨を、予め説明しておいてください。また、予約時間は検査開始時間ですので、検査開始時間の15分前には当院に到着するようお伝えください。

スプリントあるいはシーネ、ステントなど、撮影時に必要なものがあれば、患者さんに持参させ、使用法などを説明しておいてください。また、撮影時の参考になりますので、撮影部位のデンタルまたはパノラマなどがあれば持参させてください。持参した写真などは、原則、患者さんに当日お返しいたします。

検査データ

撮影した歯科用コーンビームCTの画像データは、Windows PCで画像を確認できるソフトウェアとともにCDまたはDVDとして、歯科放射線専門医の読像所見ともに検査の1週間以内に発送いたします。なお、お送りするCDやDVDは画像データのバックアップも兼ねていますので、大切に保存してください。

シミュレーションソフト等で利用可能なDICOMデータ出力はオプションとさせて頂きます(DICOM出力が必要な際には、必ず診療情報提供書に記載(またはチェックボックスへ記入)をお願いいたします)。印刷によるデータの提供は致しておりません。

費用等

撮影サイズ、撮影回数に関わらず、窓口支払いは14,300円となります(撮影料11,000円+検査依頼料3,300円)。DICOMデータ出力を利用する際には、追加で5,500円 をいただきます。

保険での撮影依頼は受けかねます。ご了承ください。

その他の画像検査(セファロ・パノラマ他)の撮影依頼

以下をご確認の上、ご依頼をお願いいたします。

依頼時のご注意

予約は不要ですが、事前に、患者さんに検査の必要性、被ばくリスク、費用(本表下段)について、貴院担当医から患者さんへの説明と同意を得たうえでご依頼ください。

診療情報提供書に病名、撮影目的、撮影部位などを確実に記載した後、患者さんに持参させてください(診療情報提供書を持参していない場合は撮影できません)。特殊な条件での撮影が必要な場合には。詳細を診療情報提供書に記載をお願いします。
なお、画像検査依頼(歯科用コーンビームCT除く)専用の診療情報提供書を用意しております。

検査データ

検査画像は、原則プリントしたフィルムを患者さんにお渡しします。デジタルデータとして、CDの郵送を希望される場合には、その旨を診療情報提供書に記載ください。フイルムとデジタルデータの両方を選択することもできますが、追加費用(2,200円)が発生します。

費用等

撮影回数に関わらず、1来院ごとに、検査依頼料3,300円(税込)がかかります。代表的な検査の撮影料は以下の通りです。

頭部エックス線規格撮影(セファロ):5,500円(1枚目;以降追加1枚につき2,200円)
パノラマエックス線撮影:7,700円(1枚目;以降追加1枚につき3,300円)
窓口支払いの合計は、各検査の撮影料+検査依頼料(3,300円)となります。
さらにフイルムとデジタルデータの両方が必要な際には、追加で2,200円をいいただきます。

上記以外の検査を希望される場合には、事前に当科までご相談ください。
(上表の検査費用はすべて税込)

連絡先

03-3219-8084(歯科放射線科受付直通)

平日:9時00分~17時00分
土曜日:9時00分~13時00分

遠隔画像診断について

当科では、病院歯科・歯科医院・診療所(保険医療機関)で撮影されたパノラマX線画像ならびに歯科用CT画像に対する遠隔画像診断サービスの提供を行っています。当科が提供する遠隔画像診断は、メディア株式会社が提供する専用の通信回線(@McomPlatform) とソフトウェアを利用して、先生方がお持ちのX線機器で撮影された画像を当院にお送りいただき、読影レポートをご返送するものです。当科の歯科放射線専門医が責任をもって読影いたします。
既に医科では広く活用されている遠隔画像診断が歯科においても保険適用となり、先生方が日常の診療で画像診断に苦慮される場面で活用していただけるものです。是非この機会に、本サービスの活用をご検討ください。

お問い合わせ

日本大学歯学部付属歯科病院 歯科放射線科(江島)

遠隔画像診断
摂食機能療法科

主な対象疾患

当科では主に摂食機能障害を対象に診療を行っています。
検査は主に嚥下内視鏡検査および嚥下造影検査を行って診断し、病態によって食事形態や食事方法、訓練方法を指導しています。その後も状態の変化によっては検査を行い、食事や訓練内容を検討していきます。また、当科では訪問診療も行っていますので、ご相談ください。

紹介の流れ

当院で診療を希望される場合は、診療情報提供書をご用意ください。また、内視鏡等の準備や確保の必要がありますので、患者さんご本人、ご家族または主治医からまず電話にて事前予約をお願いします。事前予約がなく来院された場合は、再度予約の取り直し行う可能性がありますのでご了承ください。

顎顔面補綴科

主な対象疾患

  • 上顎顎欠損症例(口腔鼻腔瘻の有無を問わず)
  • 下顎辺縁切除および区域切除症例(再建の有無を問わず)
  • 舌欠損症例

紹介の流れ

  1. 顎顔面補綴科宛の紹介状(原疾患に対する治療履歴(手術、放射線治療、化学療法等)や顎補綴治療の経験等)
  2. 来院または、事前に予約(顎顔面補綴科(3階専門診療室Ⅲ)日直宛)後に来院
  3. 医局長や日直による担当医決定と治療開始

連絡先

日本大学歯学部付属歯科病院顎顔面補綴科(3階専門診療室Ⅲ)顎顔面補綴日直 宛

03-3219-8081

ペインクリニック科

主な対象疾患

  • 三叉神経痛
  • 帯状疱疹関連
  • 神経障害性疼痛
  • 咀嚼筋筋膜痛症候群
  • 頭痛
  • 神経麻痺
  • 舌痛症

紹介の流れ

受診前に、医療連携室または専門診療室Ⅰに連絡していただき、事前に予約をお取りください。

連絡先

医療連携室:03-3219-8182

専門診療室Ⅰ:03-3219-8089

予防歯科

主な対象疾患

齲蝕治療、歯周治療および補綴治療などが全て終了しており、歯肉炎および軽度歯周炎の患者さんのみを予防歯科では対応致します。

紹介の流れ

全ての治療が終了している患者さんが対象となります。当院の口腔診断科(初診担当)宛に紹介状を書いていただき、紹介状の中に予防歯科ご希望の旨をご記載下さい。齲蝕や歯周病などの疾患が認められた場合は、適切な専門の科での加療となります。

齲蝕や歯周病、根管治療、補綴治療などをご希望される際は、先ずはそれぞれの専門の科宛てに紹介状を書いて下さい。

歯科人間ドック科

連絡先

日本大学歯学部付属歯科病院口腔診断科(03-3219-8089
日本大学病院検診センター

心療歯科

主な対象疾患

心療歯科では、舌痛症、口臭恐怖症など心因的な要因が考えられる疾患を対応しています。

紹介の流れ

医療連携室に連絡してください。予約をおとりします。

連絡先

いびき対応科

主な対象疾患

いびき及び閉塞型睡眠時無呼吸症の改善の為に医科の先生方からの診断書および紹介状を頂いたうえで、オーラルアプライアンス(口腔内装置)による症状の改善を行っております。

紹介の流れ

いびき及び睡眠時無呼吸症を含んだ治療でお困りの際は、当科宛にかかりつけの医科の先生より診断書と紹介状を作成いただき、患者様にご来院いただければと思います。各曜日に病院日直がおりますので、その先生を中心に、対応させていただきます。初診来院時は、少しお待たせしてしまうこともありまので、患者様には、余裕を持って来院いただけるよう、事前にご説明いただけると幸いです。

連絡先

病院管理課経由でご連絡をいただければと思います。

スポーツ歯科

主な対象疾患

口腔内の外傷の治療およびかみ合わせのチェック 口腔内の外傷予防のマウスガード作製 耳鼻科領域における手術の挿管時の歯や補綴物を守るためのマウスピース作製

紹介の流れ

なるべく事前に歯科病院3階(03-3219-8081)にご連絡を頂き、個々で予約を取って頂くことが、お待たせをしないことになると思います。しかしながら、突発的な外傷は、待ってくれませんので、病院が開いている時間においては随時、初診対応はしたいと考えます。時間外であっても、対応ができることもありますので、連絡を頂きたいと思います。

連絡先

歯科病院3階(03-3219-8081
あらかじめ以下のメールアドレスにご連絡を頂いても構いません。
tsukimura.naokiあっとまーくnihon-u.ac.jp (アットマークを@に直して送信ください)

歯科インプラント科

主な対象疾患

当施設は歯科病院内の特殊診療科という位置付けで、専従化はされていません。そのため、インプラント科員は歯学部所属の各講座で基本的治療知識や技量を有する者(教員あるいは準教員)が所属長の推薦をもって登録されます。科員は補綴科と口腔外科を中心に保存系および歯科放射線科の教員で構成され、各所属分野で専門医や認定医資格を有する者も少なくありません。そのため、各診療領域の専門家集団としてチーム医療がルーチン化しており、質の高い包括治療が担保されています。また、全ての症例に対してカンファレンスでの報告・検討が義務化されており、症例の難易度に合わせてきめ細かい指導を行っています。

紹介の流れ

インプラント治療でお困りの際は、当科宛に紹介状を作成いただき、患者様にお渡しください。各曜日に日直がおりますので、その者を中心に、対応させていただきます。初診来院時は、お待たせしてしまうこともありまので、患者様には、余裕を持って来院いただけるよう、事前にご説明ください。また、インプラント治療は自費治療となるため、初診時から費用が発生することをご説明ください。

連絡先

日本大学歯学部付属歯科病院
03-3219-8081(3階受付)