歯ぎしりが気になる

疾患・病状ガイド

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ブラキシズム

こんな症状があります

ブラキシズムは、「歯ぎしり」のことで、歯ぎしり自体は病気ではありません。しかし、歯ぎしりによって、歯がすり減る、歯が割れる、歯ぐき近くの歯が欠ける、歯ぐきの骨が痩せるといった症状が出ます。また、顎を動かす筋肉を過度に使っているので、顎を動かす筋肉や顎関節にも負荷が増え、顎関節症の要因の一つとも言われています。

こういった病気です

歯ぎしりというと、寝ているときの「ギリギリ」といった歯のすり合わせ(グラインディング)を連想すると思います。これ以外に上下の歯を「カチカチ」と当てる「タッピング」、上下の歯で強く食いしばる「クレンチング」があります。この歯ぎしりを起こす原因は、正確にはわかっていませんが、その結果として歯や歯ぐきの骨、筋肉に悪影響を及ぼします。ご本人の自覚だけでなく、ご家族からの指摘のほか、歯のすり減り、歯の欠けなどの口の中の状態から判断します。

治療法

ブラキシズム事態を止めることは難しいため、その結果生じた歯のすり減りや歯の欠けは必要に応じて処置をします。また、就寝時に使うマウスピースを利用することもあります。