歯科麻酔科

診療科について

診療科長挨拶

当科は、歯科病院内すべての科の先生からの依頼に基づき全身管理を行うことを業務とし、患者様に安心安全かつ快適な歯科治療を提供できるよう心がけています。そのために担当歯科医師同士がお互い連携を密に取りながら、個々の患者様の希望にそえるよう、患者様に適した全身管理を提案実施しております。患者様への対応は、10名以上の歯科麻酔を専門にした、歯科麻酔指導医、同専門医、同認定医が行っております。
具体的には、インプラントを行う患者様、歯科治療に恐怖を持っている患者様、全身疾患があるために通常の歯科治療が困難な患者様、嘔吐反射が強い患者様などに対して、亜酸化窒素吸入鎮静法や静脈内鎮静法を用いて、患者様の不安や緊張を取り除き、また歯科治療終了後は速やかに帰宅できるよう心がけています。また日帰り全身麻酔を行うことで、乳幼児から大人までを対象とした集中的かつ短期的な歯科治療を積極的に提供しております。さらに入院を必要とする患者様には、なんのストレスも感じず、快適な入院生活が送られるよう、最適な全身麻酔法を提供し、周術期管理を提供いたします。
当科では患者様目線での診療を心がけてまいります。

主な対象疾患

全ての歯科疾患が対象となります。

  • 歯科治療に恐怖がある患者様
  • 絞扼反射がある患者様(ミラーや指が口の中に入っただけで嘔吐しそうになる)
  • 全身疾患がある患者様(高血圧や心臓病など)
  • アレルギ-がある患者様(喘息、薬剤や食事アレルギー)
  • 長時間の治療が必要な患者様(インプラントや複数の抜歯など)
  • 侵襲が大きな治療が必要な患者様
  • 歯科治療に快適さを求める患者様
  • 入院下での口腔外科手術を行う患者様
  • 乳幼児の患者様(親御さんが子供にストレスをかけたくないと思っている場合)

診療内容

代表的な治療の流れ

  • 笑気吸入鎮静法:笑気ガスを鼻から吸入しながら歯科治療を行います。治療が終わると同時にもとの状態に戻りすぐに帰宅できます。
  • 静脈内鎮静法:術前の飲食時間の制限があります。点滴(注射)をして体の中に麻酔薬(眠くなる薬)を入れます。歯科治療中はかなり眠くなりますが意識はわずかにあります。治療後は20~30分休憩してから帰宅できます。当日は眠気やふらつきが残りますので、車や自転車の運転はできません。
  • 全身麻酔:2~3週間前に術前検査(血液検査、心電図、呼吸機能検査、胸部レントゲン)を行います。術前の飲食時間の制限があります。
  • 日帰り全身麻酔は、当日朝来院し全身麻酔で歯科治療(手術)を行い、終了後2 ~3時間経過観察後に帰宅できます。全身症状や治療部位の状態によっては入院して頂く可能性もありす。
  • 入院全身麻酔は、前日(全身状態によっては数日前)に入院し、全身麻酔で歯科治療(手術)を行い、術後も入院が必要になります。

リスク・費用

リスク

  • 笑気吸入鎮静法:笑気ガスによる不快感、嘔吐
  • 静脈内鎮静法:点滴を刺した部位の内出血や麻痺、使用した麻酔薬によるアレルギー反応、歯科治療中のムセや嘔吐、治療後のふらつきや倦怠感や眠気(当日のみ)
  • 全身麻酔:使用した麻酔薬によるアレルギー反応、術後の吐き気や嘔吐、気管挿管(鼻や口から気管まで呼吸用のチューブを入れる操作)による声のかすれや歯の破折、麻酔薬による不整脈や脳梗塞の発症、点滴を刺した部位の内出血や麻痺等

費用

  • 歯科治療が保険か保険外(自費)かによって麻酔費用もかわります。また、治療時間や使用麻酔薬の種類によって費用は前後します。
  • 笑気吸入鎮静法保険:、自費:
  • 静脈内鎮静法保険:¥1,800~(3割負担の場合)+使用薬剤料、自費:¥67,000~+使用薬剤料(保険点数の20倍)
  • 全身麻酔保険:、自費:¥121,000~+ 使用薬剤料(保険点数の20倍)

スタッフ紹介

  • 岡 俊一おか しゅんいち

    役職 診療科長(歯科麻酔科)・教授
    資格

    歯科医師

    博士(歯学)

    日本歯科麻酔学会認定 歯科麻酔専門医

    日本歯科麻酔学会認定医・指導医

    日本障害者歯科学会認定医

    日有病者歯科医療学会認定医・専門医・指導医

    日本老年歯科学会認定医・専門医・指導医

    岡 俊一
  • 小柳 裕子こやなぎ ゆうこ

    役職 医局長(歯科麻酔科)・准教授
    資格

    歯科医師

    博士(歯学)

    日本歯科麻酔学会認定 歯科麻酔専門医

    日本歯科麻酔学会認定医

    日本障害者歯科学会認定医

    小柳 裕子
  • 北山 稔恭きたやま としやす

    役職 助教
    資格

    歯科医師

    博士(歯学)

    日本歯科麻酔学会認定医

    日本障害者歯科学会認定医

    日有病者歯科医療学会認定医

    北山 稔恭
  • 金子 啓介かねこ けいすけ

    役職 助教
    資格

    歯科医師

    博士(歯学)

    日本歯科麻酔学会認定医

  • 梶原 美絵かじわら みえ

    役職 助教
    資格

    歯科医師

    博士(歯学)

    日本歯科麻酔学会認定医

  • 横田 英子よこた えいこ

    役職 助教
    資格

    歯科医師

    博士(歯学)

    日本歯科麻酔学会認定医

    日本障害者歯科学会認定医

  • 新渡 未樹あらと みき

    役職 専修医
    資格

    歯科医師

    日本歯科麻酔学会認定医

  • 内藤 希ないとう のぞみ

    役職 専修医
    資格

    歯科医師

    日本歯科麻酔学会認定医

  • 竹井 虹季たけい にき

    役職 専修医
    資格

    歯科医師

    日本歯科麻酔学会認定医

  • 木村 優紀きむら ゆうき

    役職 専修医
    資格

    歯科医師

  • 安藤 美羽あんどう みわ

    役職 専修医
    資格

    歯科医師

  • 五味渕 寛子ごみぶち ひろこ

    役職 専修医
    資格

    歯科医師

  • 辻内 美穂つじうち みほ

    役職 専修医
    資格

    歯科医師

外来担当医表

各診療科にお尋ねください。

医療関係者の方へ

主な対象疾患

歯科麻酔科では、通常の歯科治療が困難な患者さんの歯科治療中の全身管理を行っています。患者さんの状態や治療内容によって、モニタリング(バイタルサイン測定・観察)、笑気吸入鎮静法、静脈内鎮静法、全身麻酔(日帰り・入院)などの管理方法を主治医と相談して決定します。
主な対象は、異常絞扼反射(嘔吐反射)、歯科恐怖症(成人・小児)、コントロール不良の疾病(高血圧症、不整脈、心疾患、気管支喘息等)、局所麻酔では鎮痛の得られない広範囲高侵襲の治療、精神障害(パニック障害、統合失調症、不安症)、障害者児(精神発達遅滞、自閉スペクトラム症、ADHD等)、体動のコントロールが必要な疾患(脳性麻痺、Parkinson病)等

紹介の流れ

歯科麻酔科では、直接紹介患者は受け付けておりません。

  • 治療担当医(主治医)が決まっている場合は、担当医宛てに紹介状を作成してください。
  • 治療担当医(主治医)が決まっていない場合は、医療連携係か口腔診断科宛てに紹介状を作成してください。各疾患に合わせて担当科(主治医)が決まります。その後、治療担当医が歯科麻酔科に全身管理の依頼を行います。

紹介状には、全身管理が必要な旨、その理由、希望する管理方法、既往歴等を必要に応じて記載してください。

全身管理法は、治療担当医と歯科麻酔科担当医で相談の上、患者さんにとって最適な方法を決定します。

連絡先

電話:03-3219-8140

FAX:03-3219-8357