放射線室

部門について

ご挨拶

歯やあごの痛み、違和感などの原因を特定し、適切な治療を行うためには、歯科医師の診察のもと最適な検査を行うことが必要であり、私たち診療放射線技師もチーム医療の一員として、専門的な技術を基に、歯科治療を支える画像検査(X線撮影など)を行います。皆様のお口の健康から歯、口、あごの病気の治療まで、画像検査という側面からお手伝いをいたします。

部門紹介

放射線室は医療技術部門の1つであり、国家資格を取得した診療放射線技師4名が所属しています。私たち診療放射線技師は、各診療科からの撮影依頼をもとに、歯科放射線科の撮影室で画像検査を行います。撮影した画像は歯科放射線科専門医が診断し、病気の範囲や原因を特定します。常に歯科放射線科医や各診療科の先生方と協力体制のもと安心、安全に検査を行います。各種画像検査において、患者さんの協力を得ながら痛みに寄り添い、診断に有用な画像を提供できるよう努めております。また、公益社団法人 日本診療放射線技師会認定の放射線管理士を中心に、放射線安全管理や医療被ばくの低減にも務めております。

業務内容

診療放射線技師は、医師、歯科医師の指示に基づいて放射線を使った検査を行います。歯科放射線科では、院内だけではなく、他の医療機関からの撮影依頼も受け付けております。当院で実施している主な検査には、お口の中にフィルム(実際は、デジタル化されたイメージングプレートという薄い装置を使います)を入れて撮影する口内法X線撮影、顔の周りを装置が回転しあご全体が観察できるパノラマX線撮影、歯科矯正治療で使用される頭部X線規格撮影、あごの骨の外傷やできものなどの病気の診断・手術に必要な胸や全身のX線撮影のほかに、歯科インプラント診査などで行われる歯科用コーンビームCT検査、広範囲が撮影できるX線CT検査などがあります。放射線被ばくを始めとする安全性に十分注意を払って撮影や管理を行い、撮影装置が正常に働くように毎日の始業点検や整備、管理を行っています。