歯科インプラント科

診療科について

診療科長挨拶

日本大学歯学部における歯科インプラント治療の歴史は古く、1970年代前半には他大学に先駆けてLinkow 型ブレードインプラントの治療を手掛けています。1980年代中盤にはオッセオインテグレーテッドインプラントの発展に伴い、口腔外科・ 歯周病科・歯内療法科・歯科補綴科が別個にインプラント治療や研究を行っていました。その後、インプラント治療の安全性と治療効果が広く認知された背景から、歯科病院としてインプラント治療を一元化するために特殊診療部門として平成14年(2002年)に歯科インプラント科が設置されました。

2020年3月現在の歯科インプラント科所属科員は約90名(非常勤含む)であり、近年の年間症例数は400~500例で推移しています。骨造成、上顎洞底挙上および軟組織のマネジメント等のインプラント関連手術は100件程度を占め、他院からのトラブル対応症例も多数受け入れています。また、腫瘍や外傷における顎骨再建後の広範囲顎骨支持型補綴に関連するインプラント治療にも対応しています。

日本大学歯学部付属歯科病院は2018年10月にリニューアルオープンしました。JR御茶ノ水駅から徒歩2分、御茶ノ水エリアに乗り入れている地下鉄3路線からも徒歩5分以内と、交通アクセス良好な立地条件の都市型病院です。当歯科インプラント科は100年の伝統を有する日本大学歯学部付属歯科病院で、質の高いインプラント治療を提供できるように今後も研鑽・努力していく所存です。

主な対象疾患

当施設は歯科病院内の特殊診療科という位置付けで、専従化はされていません。そのため、インプラント科員は歯学部所属の各講座で基本的治療知識や技量を有する者(教員あるいは準教員)が所属長の推薦をもって登録されます。科員は補綴科と口腔外科を中心に保存系および歯科放射線科の教員で構成され、各所属分野で専門医や認定医資格を有する者も少なくありません。そのため、各診療領域の専門家集団としてチーム医療がルーチン化しており、質の高い包括治療が担保されています。また、全ての症例に対してカンファレンスでの報告・検討が義務化されており、症例の難易度に合わせてきめ細かい指導を行っています。

学会の研修施設

日本口腔インプラント学会研修施設

診療内容

代表的な治療の流れ

治療の流れ

コンサルテーションと診査・診断(嚙み合わせ、歯並び、レントゲン診査)→治療計画→インプラント体の埋入手術(一次手術)→インプラント体の埋入手術(二次手術)→印象採得、咬合採得→補綴物装着

外来担当医表

各診療科にお尋ねください。

医療関係者の方へ

主な対象疾患

当施設は歯科病院内の特殊診療科という位置付けで、専従化はされていません。そのため、インプラント科員は歯学部所属の各講座で基本的治療知識や技量を有する者(教員あるいは準教員)が所属長の推薦をもって登録されます。科員は補綴科と口腔外科を中心に保存系および歯科放射線科の教員で構成され、各所属分野で専門医や認定医資格を有する者も少なくありません。そのため、各診療領域の専門家集団としてチーム医療がルーチン化しており、質の高い包括治療が担保されています。また、全ての症例に対してカンファレンスでの報告・検討が義務化されており、症例の難易度に合わせてきめ細かい指導を行っています。

紹介の流れ

インプラント治療でお困りの際は、当科宛に紹介状を作成いただき、患者様にお渡しください。各曜日に日直がおりますので、その者を中心に、対応させていただきます。初診来院時は、お待たせしてしまうこともありまので、患者様には、余裕を持って来院いただけるよう、事前にご説明ください。また、インプラント治療は自費治療となるため、初診時から費用が発生することをご説明ください。

連絡先

日本大学歯学部付属歯科病院
03-3219-8081(3階受付)