歯科技工室

部門について

ご挨拶

歯科技工室では,患者さんの口腔内で歯が欠けてしまった部分,抜けてしまった部分にあわせる,インレー(つめもの)・クラウン(かぶせもの)・入れ歯などの人口の歯を製作しています。
歯科病院の特色を生かし,院内スタッフと連携を図ることにより,患者さんの咀嚼機能が改善され健康な口腔内環境が保たれるような,また患者さんのご要望にあわせた精度の高い補綴物の製作,提供ができるよう日々努めています。

部門紹介

新病院での診療が開始され,歯科技工室は診療室に隣接新設され補綴物の製作業務を行っています。
院内スタッフと医療連携を図ることで,実際歯科技工士が患者さんに立ち会う機会も増え,患者さんより直接いただくご意見やご要望を参考にしながら,患者さん個人の歯に合わせた補綴物の製作をすることを歯科技工室の方針としています。
また,歯科病院には歯科用CAD/CAM機器が導入されており,機器を使用したセラミック系補綴物の製作にも積極的に取り組んでいます。

業務内容

歯科技工室で製作される技工物

保険診療にかかわる技工物全般の製作を行っています。
保険で認められた方法や材料を使用して製作される技工物であり,インレー・クラウン・ブリッジ・ジャケット冠・硬質レジン前装冠・有床義歯などが該当します。
最近では白い歯(CAD/CAM冠・CAD/CAMインレー)なども保険適用となりました。

自費診療にかかわる技工物

製作される歯冠補綴物の種類

CAD/CAMセラミッククラウン・インレー・ブリッジ
(金属を一切使用しない補綴物,使用材料にはジルコニア・e.maxなどがある)

インプラント上部構造体

金属冠または陶材焼き付け冠やジルコニアを使用して製作される

メダルボンド

金属の土台にセラミックを張り付けた補綴物

ラミネートベニア

歯を削る量が一番少なくて済む

e.maxクラウン・インレー

単独冠として用いられ,ニケイ酸リチウムガラスを主成分としたセラミックであり,素材に透明性がある

製作される義歯の種類

金属床義歯

床の部分が金属で製作されている義歯,熱伝導性が高い

ノンメタルクラスプデンチャー

銀色のバネを使用しないので目立ちにくい

インプラントオーバーデンチャー

インプラント補綴物により強力に固定される義歯

BPSエステティックデンチャー

機能性や審美性を追求した義歯

コンフォートデンチャー

やわらかい素材で製作された義歯

マウスガード

コンタクトスポーツなどで外傷を防ぐために装着する

ホワイトニングトレー

歯の漂白に使用されるプレート

矯正装置全般

各種装置の製作(器械的装置・機能的装置・拡大装置・保定装置)

IDB用ガイドコアの製作・マウスピース矯正用アライナーの製作等

製作物の説明は簡略にまとめた説明となっています。デメリットもありますため
詳しい内容に関しましては担当医にご確認ください。